くらしき絵本館+雑貨室のお仕事つづり


小さい出版社と禁酒会館雑貨屋のお知らせ
by kurashiki-ehon

カテゴリ:従業員Dの日記( 6 )

強いものは美しいシリーズ その6

パンター ドイツ帝国 (ムンスター戦車博物館、ドイツ)

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ソヴィエト連邦のT―34戦車の快進撃に衝撃を受けたドイツ軍は調査を行い、
傾斜装甲、幅広い履帯(キャタピラ)、大口径の大砲を備えた戦車の開発に着手しました。
そして完成したのがパンター戦車(豹戦車)です。どこからみても戦車っぽい、完成形ではないでしょうか。

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この戦車はT-34よりもはるかに優れていました。パンターは2000mの距離から連合軍全ての戦車を撃破できましたがT-34は500mの距離からようやく貫通することができたそうです。そのため、敵国の軍隊にまでも人気があり、ロシア語の取り説まであったそうです。

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しかしドイツの他の戦車と同様、この戦車も大重量、そして複雑な構造のために駆動系などに故障が多発し、連合軍の圧倒的な戦力には対抗できませんでした。資源を持たない国は戦争をしてはいけない。これは日本も同じですね。
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by kurashiki-ehon | 2012-06-16 00:34 | 従業員Dの日記

強いものは美しいシリーズ その5

強いものは美しいシリーズ その5     T-34中戦車(ソビエト連邦)
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1941年、ナチス・ドイツは不可侵条約を締結していたソビエト連邦に突如侵攻します。
バルバロッサ作戦です。スターリンはドイツの侵攻の意図をつかんでおらず、一方的に攻撃されました。

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しかしソ連の抵抗も激しく、重要拠点にある要塞は数カ月も持ちこたえました(要塞攻略のためにグスタフ列車砲なども使われるほどでした)。しかしドイツ軍は史上最大合計300万人の兵員を動員し、ドイツ軍はソ連の首都モスクワまであと一歩のところまでせまってきました。
 当時のドイツ軍の主力は3号戦車という中型の戦車でした。当時はまだ第2次大戦の初期で対フランス戦などではこの戦車で大きな戦果をあげていました。

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         ドイツ軍の3号戦車


ドイツ軍の攻撃に対抗したのが第2次大戦での最高傑作と言われているT-34戦車です。この戦車は装甲が傾斜していて軽量にもかかわらず弾が当たっても弾き易く、主砲も強力で当時のドイツ軍の戦車ではこの戦車を倒すのは至難でした。

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また、生産も容易で扱いやすく、結局トータルで5、6万両も生産される名戦車となりました。(3号戦車は説明文をみると6千両でなかなかのものです)戦後も共産圏などで長い間使われていました。

秋の長雨と冬将軍の影響もあり、12月初旬に戦局が逆転し、ドイツは敗北します。ドイツ軍はこの戦車に衝撃を受け、対抗するためにより重装備の戦車開発にまい進していくことになりました。
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by kurashiki-ehon | 2012-05-06 22:54 | 従業員Dの日記

強いものは美しいシリーズ その4

強いものは美しいシリーズ その4

ドイツ海軍XXI型潜水艦(Uボート) ヴィルヘルム・バウアー
ブレーマーハーフェン、ドイツ

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第1次、第2次世界大戦で連合軍に海の狼として恐れられたドイツ海軍の潜水艦です。
地図を見るとわかりますがドイツは北海、バルト海に面していますが北にはスカンジナビア半島があるので出口である北海を封鎖されてしまうともう打つ手がなく、水上の制海権は常に連合国(イギリス)側にありました。そのため、敵の勢力下でも有効な潜水艦が発達しました。
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ウィキペディアより借用

第一次大戦時はソナーや航空機搭載レーダーなど電子戦用の機器がなかったため、大きな戦果をあげました。イギリスも護送船団方式や爆雷などで対抗しました。
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無線通信の暗号発生・解読装置エニグマ

 第二次大戦でも大西洋の通商破壊、アメリカ本土へのスパイ投入などにも使われました。また、同盟国の日本にも通商破壊の協力をしてもらうためにはるばるドイツから日本まで航行したものもありました。残念ながら当時の日本の技術では製作不能だったそうです。

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 大戦後期に入ると連合軍の対潜技術の向上によりUボートの損害が増え、結局連合軍を屈服させることはできませんでした。しかし敗戦後、潜水艦の技術は連合国側に大きな影響を与えました。



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現在でも世界各国の海軍で運用されている潜水艦ですが、そのメリットはなんといっても敵に見つからずに行動できるという点にあります。それは今も昔も変わりません。ある海域に潜水艦がいる“かもしれない”というだけで空母などの大型艦船はその海域にでることができないのです(非常に高価なので)。ですから抑止力としての存在がとても大きいそうです。
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by kurashiki-ehon | 2012-04-19 02:45 | 従業員Dの日記

従業員Dの写真と日記③

強いものは美しいシリーズ その3

ヘリコプター搭載護衛艦「ひゅうが」型1番艦 護衛艦ひゅうが(日本)
海上自衛隊 横須賀地方総監部

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さてお次は現代の日本からのご紹介です。
昨年3月11日、宮城県北部で大きな地震がありました。そう、東日本大震災です。
その発生からわずか2時間後、海上自衛隊の各部隊は被災地に向けて出港していきました。
横須賀から出港した自衛艦の一つがこの「ヘリ空母」と呼ばれているひゅうがです。

全長約200m、幅33mでこれまでの自衛艦の中で最大級の大きさを誇ります。
ヘリコプター11機を格納でき、3機が同時に着艦できる能力をもちます。
震災ではこの輸送力が救助活動及び物資輸送でとても役に立ったそうです。
実に頼もしいですね。

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兵装は単艦での出撃は想定されていないので対潜および近接防御の装備に重点がおかれているようです。
船首にファランクスという20mm機関砲がついています。対艦ミサイルを撃ち落とすためのものです。おっちゃんが横に立ってますね。白い筒状のものがレーダーでその下に機関砲がついています。発射速度は1秒間に約60発。ぶぃぃぃぃんってすごい勢いでタマが出ます。狙いも自動で正確です。

錨が船首についています。これは潜水艦探索用のソナーの邪魔になるためのようです。潜水艦の脅威はいま現在でも失われてないんですねー。

我々が日々安心して生活できるのも普段は目立たないところでいざというときのために準備している自衛隊のみなさんのおかげです。ありがとうございます。

CIWS 展示  護衛艦『ひゅうが』
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by kurashiki-ehon | 2012-02-10 01:15 | 従業員Dの日記

従業員Dの写真と日記②

強いものは美しいシリーズ その2

グスタフ列車砲 ドイツ ケーニヒシュタイン要塞内の博物館
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写真の左側に写ってる黒いドラム缶みないなもの、なんだかわかりますか?
直径80cmあります。

答え↓

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の砲弾です。大和の主砲が46cmなのでかなりでっかいです。
砲弾もでっかいですがこの大砲もでっかいですねー。1350tもあるそうです。
 この大砲は線路の上を移動するようにできていて列車砲と呼ばれています。それも複線です。戦場まで都合よく線路があれば便利ですがそんなことはめったにありません。ですから「よし、列車砲を使うぞ!」と思ったらまずその近くに線路を敷設します(笑)。そして砲を組み立てて「発射!」となるまでに1週間以上の時間と4000人以上の兵員と技術者が必要でした。

こんなもの想像上のものと思ってしまいそうですが実際にロシアの要塞攻略に使われました。あのでかい砲弾が47kmも飛び、圧倒的な破壊力だったそうです。本来はフランスの要塞攻略のために作られましたが完成前にフランスが降伏してその機会がありませんでした。

 すごいんですが、誰もが思うように超使い勝手が悪く、活躍の場は多くありませんでした。最後は連合軍の手に落ちるのを嫌って破壊されてしまいました。

技術的に可能なら作らずにおれないドイツ人の気質が垣間見えて興味深い、
世界最大の列車砲のご紹介でした。
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by kurashiki-ehon | 2011-12-15 21:18 | 従業員Dの日記

従業員Dの写真と日記①

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強いものは美しいシリーズ その1
キングタイガー(VI号戦車ティーガーII) ドイツ ムンスター戦車博物館


戦車、見たことありますか?
これ、70tもあります。全長約10m、幅3.75m。
第二次大戦最大最強の戦車です。これに対抗できる戦車は存在しませんでした。
前面の装甲、18cmもあります。たたいてみるとぜんぜん金属音しません。コンクリートの塊のようです。8.8cm戦車砲は全ての敵戦車の有効射程外からの射撃で撃破が可能だったそうです。

あなたが兵士で上官がここを死守せよと言うシーンを想像してみてください。この戦車が攻めてきたらあなたはどう戦いますか? 君は生き延びることができるか?(byガン○ム)
平和っていいですね。

無敵なのになぜ負けたか?それはこのデカい図体からもわかるように燃費最悪で、
駆動系に問題が頻発し、故障で放棄しなければならないことが度々だったそうです。
でも戦時中にこんなもんが作られているドイツの技術力、スゴいです。
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by kurashiki-ehon | 2011-10-28 00:22 | 従業員Dの日記


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