くらしき絵本館+雑貨室のお仕事つづり


小さい出版社と禁酒会館雑貨屋のお知らせ
by kurashiki-ehon

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マンガミュージアムで取り扱い再開!


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京都国際マンガミュージアムのミュージアムショップで
『ピエールとジャンヌのパパ!お話しして!』と『オリブリウスのゆかいな冒険』の2冊のお取り扱いが始まりました。(『ピエール…』のほうは一度お取り扱いしてもらっていたので「再開」と書きました)

いま、マンガミュージアムでは上のポスターの「マンガ ミーツ ルーヴル」展をやっています。
ルーヴル美術館が作家に依頼して、ルーヴル美術館をテーマにBDを作ってもらうという企画があって、その作品を展示しているのです。
今までに5作品刊行されたのですが、5作品目は日本人漫画家の荒木飛呂彦の手によるものです。
11月6日に関連イベントがミュージアムであって、3人の仏人作家とこのシリーズを企画したルーヴル美術館の出版部の方たちが参加されていました。

なぜ荒木を?と出版部の方に質問したところ、ルーヴル美術館にまけない世界観を持っている人というのが理由だったそうです。仏人作家の方たちと選定の基準は変わらないそう。
荒木飛呂彦のはまだ出て数ヶ月だけど、日本から買うファンがたくさんいてうれしい誤算だったといいます。

いまミュージアムショップでルーヴルの作品群と並んでうちの二冊も中央前面に置いてもらっています。
よろしくお願いします!
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by kurashiki-ehon | 2010-11-19 10:55 | 営業

ピエールとジャンヌのパパ!お話しして!長編アニメ映画公開!

フランスで10月20日より『ピエールとジャンヌのパパ!お話しして!』の長編アニメ映画が映画館で公開されています!
パロンドさんもしばらくこれにかかりっきりで・・・といっていた作品がついに劇場公開です。
テレビでは5分くらいのアニメが毎週放映されていましたが、ついに映画化でございますよ!
日本でも公開されないかな!!

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by kurashiki-ehon | 2010-11-18 02:10 | プレス

ルスタル氏メモ

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先月のルスタルさんの来日中、17日のマンガミュージアムでのシンポジウム、19日の京都精華大学のワークショップ、20日、21日の関西日仏学館でのレセプションとシンポジウム、と数回ルスタルさんと接触する機会がありました。

ルスタルさんの発言で覚えていることを書いておきます。
メモなので読みにくいけれどすみません。

●マンガミュージアムでのシンポ
作家がシナリオを書き、ルスタルさんがそれに絵をつけるというスタイルでBD作品を作っているのだけれど、彼にとってその文章からコマ割を考える段階が一番創造的で好きだそう。
組む作家も、職業シナリオ作家ではなく小説家であることを何回か言っていて、仕事を選ぶ基準は文章が描きたいと思う魅力を持っているかどうか。文体を生かすということも繰り返し言っていて、もともとの文章を評価して尊重している様子が窺われた。
「やくざものの血」の作品では、黄色いワンピースを着た双子がでてくるくだりがとても気に入ったそう。
あと、吹き出しがないことについても、確かに吹き出しはイメージを壊すのでなるべく目立たないニュートラルな長方形にしたりしているが、基本的に作家の文章によるといっていた。
ただ、最新作のコロナドでは吹き出しを多用しており、変化が見られる。「コロナド」は彼なりの日本漫画的表現。
建物を描いてから人を配置するそうだ。”space”を描いているといっていた。
BDの表現形式のよさは「テキストとイメージ」のミックスであり、それで遊ぶことが楽しいそう。
谷口ジローは好きで彼の沈黙の表現や彼のリズムで物語を語っている点は参考にしている。BDは制約がBDは制約があって同じ登場人物を約1年書き続けなければいけないので、1年たつと自由な創作のイラストが描きたくなる。イラストを描いているとマンガが描きたくなるというペース。

●精華大でのワークショップ
ワークショップでは、ルスタルさんの作品の2ページを学生さんが自分なりにコマ割しなおすというもの。
そのなかで、遠近法や部屋の構造を正確に描くこと、時代設定にあった小物を調べることを盛んに言っていた。食器や水道管、主人公の髪型までも。
たとえば蓄音機だとその時代の型番を調べないとと。彼は図書館や映画など資料を徹底的にあたるそうだ。
ひとの顔などちょっと日本でいうヘタウマ系のような雰囲気もあると思っていたけれど、ものすごくリアルに客観的に描こうとしている姿勢が意外だった。

●日仏学館のシンポジウム
テーマが旅の本についてだったのだが、描いている場面が何気ない場所だったり、そんなにフォトジェニックでないところなので、なぜそこなのかと聞くと、わからない、気になるからというような理由であった。理由を考えずにモチーフを選ぶのはアーティストらしい気がした。
BDと旅の本の違いは制作の自由度で、旅の本は描いたデッサンが一冊にまとまる様子もうれしいそう。
日本で出た旅の本が一冊あるが、あれはそれまでのものを集めたもので日本だけで出た。表紙を見てすこしびっくりしたという。
北野武の映画が好き。

思い出したことを書いてみました。
覚えていることが少なくてへこみました。
彼の話を聞いて理解が深まった気がします。
その後に似た絵柄の作家の作品を見たのですが、
ルスタルさんの構図は練られているし、作家の文章も文学的だと感じました。
ご本人は明るい素直な方という印象を受けました。


★シンポジウムに出ておられた京大の吉岡洋先生に、ご自身が編集長をされている『有毒女子通信』をいただきました。発行はMATSUO MEGUMI +VOICE GALLERY pfs/wです。
そのvol.1のなかで深くうなずいたお言葉をご紹介します。

「本当の幸せの鍵はカネではなくて、自分の人生を面白くできる「物語」の力ですよ」
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by kurashiki-ehon | 2010-11-03 09:52


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